アーフェン・ピンシャー





この犬の起源に関する資料はほとんど残っておらず、17世紀頃からドイツで飼われていた古い犬種であることぐらいしか分かっていません。
「アーフェン」とはドイツ語で猿を意味していて、昔はこの犬を、本気で猿と犬の合の子と思い込んでいたようです。
ウサギやネズミなどを狩る猟犬として活躍し、その頃は今よりも少し大きかったといいます。
しかし19世紀頃からヨーロッパの貴婦人達の間でペットとして飼われ出し、ダッチ・パグなどの遺伝子を導入しながら小型化が図られました。
その後、ヨーロッパの小型犬種の作出に多く使われ、ブリュッセル・グリフォンやミニチュア・シュナウザーの誕生にも深く関わっている。